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走って、打って、走って!〜スピードゴルフの消費カロリーを寄付〜

2017.09.12
 
 
これはゴルフか、それともランニングか――。アメリカで産声を上げた「スピードゴルフ」は、18ホールを “いかに速く” 、そして “いかに少ない打数で上がるか” を競う新しいゴルフの楽しみ方として注目を集めている。先日、茨城県のワンウェイゴルフクラブにて「スピードゴルフオープン2017」が開催された。今年はコンペティション部門に総勢69名ものゴルフアスリートが集結。鍛え抜かれた己の健脚とスタミナを武器に18ホールを駆け抜けた。今回は「ゴルフ菜園プロジェクト」との連携で、選手一人当たりの消費カロリー(約1220kcal)×1円がTFTに寄付された。消費カロリーが社会貢献になるなんて、こんな良い話があるだろうかーー。
 

Text by Yusuke Hirokane / Photo by Kenichiro Tenjinki


「スピードゴルフって?」

 

18ホールを「いかに速く、そして、いかに少ない打数で上がるか」を競うのが、このスピードゴルフだ。通常のゴルフは、少し早めに歩いて、次の一打をどのように打つか、どこを狙うか、風はどっちから吹いてるのかなどなど、「考える時間」が長いスポーツだ。もちろん、その選択の連続だったり、自分の思い通りに打てた時だったり、それがスコアに結びついた時などにゴルフの面白さを感じるものだ。それとは真逆のスピードゴルフは、何も考えず、ただ我武者羅に走って、打って、また走っての繰り返し。かのブルース・リーのお言葉を拝借するのであれば「Don't think. Feel!(考えるな!感じろ!)」と言ったところだろうか。18ホールを駆け抜けた「ランニングタイム」と「ゴルフスコア」を足したスピードゴルフスコア(SGS)が選手の成績となる。


今年のチャンピオン。昨年のチャンピオン。一昨年も第1回目もチャンピオン。そうです、大会4連覇を果たした絶対王者の松井丈選手です

 

ゴルフの楽しみ方はもっとあるのでは?

 

スピードゴルフは正直、かなりアスリート向きの競技であると思う。ちなみに今年、大会4連覇を果たした第一人者の松井丈選手はランニングタイムが46分23秒、スコアが81(スピードゴルフスコア127.23)というとんでもない記録なのだ。単純に計算したら1ホール平均2分30秒ちょっとで回っていることになる。しかもそれでいてスコアも9オーバー。ゴルフの腕前とランニングスキル、両方が備わっていなければ良い成績で上がるのは難しい。「たくさんのチャレンジャーをお待ちしています!」と言われても、参加するにはハードルが高いという印象を受ける人が多いのも事実。

 

スピードゴルフアンバサダーで俳優の鶴見辰吾さん。「楽しいけど、非常に厳しいスポーツ」と、この競技に真摯に取り組まれている姿が印象的だった

 

今年は「エンジョイ部門」を新設し、4人1組でスピードゴルフを体験してもらうという取り組みを実施した。これは単純に通常のゴルフを走りながらラウンドしてもらうというもの。まあ簡単に言えば「究極のプレーファスト」を目指そう、というものだ。

 

当然、他のプレーヤーが打っているときは待っているし、グリーン上も順番に打つ。プレーとプレーの合間を走って速く回るのだ。こうやって見ると、個人的にはゴルフというスポーツは、楽しみ方や競技の趣向性を、もっと増やすことができるのではないか、とも感じる。スキーだって滑降系、スラローム系、ジャンプやモーグルやクロスカントリーなどなど、全て同じ雪山で行われているけども競技性は多種多様だ。

 

ゴルフも、ドラコンはその代表例だが、今回のスピードゴルフのように走ったり、一定時間で何ホール回れるかを競ったり、決められた本数のクラブで回るなど、楽しみ方は色々だ。スコアでなく加点式のステーブルフォード方式なんてのも、ゴルフがわからない人にも優しいルールだ。ゴルフの楽しみ方は、もっと可能性がある!と強く思う。

 

エンジョイ部門に参加頂いた選手のみなさま。楽しそう?しんどそう?いつもと違うゴルフをエンジョイ!

 

消費カロリーは?

 

こんな過酷な競技でいくらカロリーが消費されるのだろうか。昨年大会ではポラール社の活動量計を用いて計測。個人差はあるものの、このスピードゴルフで約1220kcalが消費されるのだ。これはご飯でいえば4杯分相当にあたる量。ほぼ全力疾走で18ホール(インターバル含めると約7〜8キロ)を、止まって、走っての動作で駆け抜けるのだから、この消費カロリー数も不思議ではない。普段からマラソンやトレイルなどで鍛えている選手も多かったが「いや〜キツイ!」という言葉も多く聞かれた。

 

決してフラットとは言えないワンウェイゴルフクラブを打って、駆け抜ける選手。キツさに顔がゆがむ

 

出場選手の消費カロリー1kcalにつき1円が寄付に

 

GDO NEXTをご覧の方はご存知の「ゴルフ菜園プロジェクト〜みんなのバーディでアフリカに菜園をつくろう〜」が、今回もスピードゴルフとコラボレーション。今回出場した選手数と、一人当たりの消費カロリー1220kcalに1円をかけてチャリティされた。69(名)×1220(kcal)×1(円)=84,180円。これに合わせて、現地に設置した募金箱へのチャリティ金30,500円と合わせて合計114,680円が集まった。消費カロリーを寄付という形に変えてTFTへ寄付する。まさにみんながハッピーで健康になれる仕組みとなっている。

 

乾いた喉と消費されたカロリーはキンキンに冷えた「レッドブル」で潤す。エンジョイ部門参加のみなさま、お疲れさまでした!

 

スピードゴルフで1日を有効利用

 

このようにスピードゴルフを通じてゴルフの楽しみ方は色々ある、と今回も気づきを与えてもらったわけでした。競技を突き詰めていくアスリート気質の人は別としても、普段のゴルフを少しでも良いから走ったり、スピーディにプレイするのも悪くないと感じた。

 

実際に4人1組のエンジョイ部門で言えば、走るのが遅くても2時間を切ってホールアウトすることができる。もちろん、無理強い、強制するものではないが、ゴルフ人口回復の起爆剤の一つとして、このスピードゴルフは有用だとも思う。家を朝早くに出て、渋滞に巻き込まれながら夜遅くに帰宅。ゴルフは実に多くの時間を割くのが現状。エンタメ、レジャー、スポーツは、この限られたみんなの余暇時間を奪い合わっているのだから。2時間とは言わずとも3〜4時間で終われば、その後に色々なこともできる。まさに、スピードゴルフは究極のプレーファストなのだ。

 

スタートホールでは音楽もガンガン流れているし、インタビューもしちゃっています。参加者も、家族も、スタッフもみんなが楽しそう!

 

でもよく考えたら学生時代なんて、いつも先輩に走らされながら……、いや、走りながらゴルフしていたもんなーと、来年の参戦を考えてしまった(笑)。


ゴルフ菜園プロジェクト~みんなのバーディでアフリカに菜園をつくろう~

 

 

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参加方法はカンタン!プレーをしてGDOスコア管理でスコア登録をするだけで、GDOが1バーディあたり10円を開発途上国の菜園づくりのために寄付します。

 

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広兼祐介(ひろかね・ゆうすけ)

SPORTS WAVE株式会社代表。幼少時代から興味はスポーツだけの自称スポーツオタク。大学ではスポーツビジネスを専攻。所属していた体育会ゴルフ部では主に芝生を温める専門(補欠選手兼、宴会部長)。その後、ゴルフ専門チャンネル勤務を経て2016年に独立。ゴルフコンテンツ、スノーパークイベントを中心にスポーツの素晴らしさ、楽しさを広める活動を行っている。

 


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